まいど!タカ兄です。
前回、前々回とお送りしてきた『Weekend Workshop』のレポート。 今回はいよいよ最後の講座の登場です。 『ソング・ライティング(作詞作曲)入門』 初回の様子をお伝えします! おっと、その前にこちらをどうぞ。
今回も満員御礼のWeekend Workshop。
申し込みが定員に達してしまい、それでも
「まだ予備の機材がある!」
という思いで、受講申し込みを承った結果……
生徒さんが一人、教室後方にある教務机(私のとなり)を使う事態となりました。
ごめんよ、Dくん。。。
まず冒頭、荒木講師からこんな言葉が飛び出しました。
「今日、僕は“先生”ではなく
みなさんの“先輩”です。」
ソング・ライティングに必要な材料を「教える」というよりも
みんなで「共有してみよう」という荒木講師の思いを感じました。
当のご本人は少し風邪を召されたようで、
せっかくのソング・ライティング講座で
自慢の美声を披露できなかったことを悔いていましたが。
そしてもう一言。
「今日は一旦、音楽理論を取っ払って
いつもと違う意識でやりましょう。」
おぉ、これはAOR講座やリハーモナイズ入門とは全く違うアプローチです。
ここで受講生のみなさんにある資料が配られました。
タイトルは
「90年代、00年代の年間シングルチャートTOP10」
思わず横に座っていたDくんに
「ちょっと見せて」
とお願いして、私も中身を少し拝見。
曲のタイトルを見ているだけで
「あんな思い出」や「こんな思い出」がフラッシュバック(涙)
この資料だけで朝まで飲めそうです。
しかしそれでは、宴会のワークショップになってしまいますので、
今回はヒット曲における「歌詞の響き」をみんなで確認してみます。
ひとりずつ、リストの中から知っている曲のサビを歌ってくれました。
さすがソング・ライティング受講生。
誰ひとり怯むことなく全員が歌いました。
すると完全に油断している私に荒木講師から
「じゃあタカさんは、僕が指名します。
98年の第1位、GLAYの『誘惑』をどうぞ」
「えっ!?俺も歌うんかい!!」
↑↑↑心の声↑↑↑
しかも私の青春を彩ったバンドは
X、LUNA SEA、SIAM SHADE。
なぜかGLAYを通っておらず、年間1位にもかかわらずサビが思い出せない!
ここでまた横に座っていたあの青年から助け舟が。
小声でサビを教えてくれました。
ありがとう、Dくん。。。
安心してサビを歌った私の手は、机の下できっとこうなっていました。
※タカ兄宅にて撮影
さて、全員が歌い終えたところである法則を発見することができました。それは
サビの強い部分に使われる母音は
ほとんど決まっている
ということです。
みなさんもヒット曲を数曲口ずさんでみてください。
すぐにその法則に気がつくはずです。
そしてもうひとつ。
歌詞には文字数の法則があります。
奇数と偶数どちらが書きやすいのか。
これも試してみるとすぐわかりますよね?
こうしてヒット曲の法則を手に入れた受講生。
『ソング・ライティング講座』は実際に書いて歌って、
本当に楽しそうなみなさんの姿が印象的でした。
それでは今回も荒木講師の一言で締めさせていただきます。
「“自分のこと”を歌うのは大間違いです。
アーティストは自分ではなく、
人の気持ちを表現してあげるんです。」
「人や世の中を“自分の歌”で表現するのが
一番のおもしろさですよ。」
Weekend Workshopは単発受講も可能です。
『ソング・ライティング(作詞作曲)入門』今後のテーマ
第2回:聴かせるバース(Aメロ)
第3回:効かせるプレコーラス(Bメロ)、ブリッジ(Cメロ)
第4回:1曲の仕上げとまとめ
ご不明な点がありましたら、事務局までお気軽にお問い合わせください。
「秋冬の特別講座 "Weekend Workshop"」
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