まいど!タカ兄です。
本日は、2018新春企画「ポップソング・最新ヒット曲の法則セミナー」レポートの後編です。
前編はこちら
1月6日(土)の18時半に、前編でお伝えした大阪校でのセミナーと入学説明会を終え、私と荒木講師はそのまま新幹線で東京へ。
新大阪駅で北極星の「ビーフカレーオムライス」を(お皿の写真撮るのを忘れるほどの勢いで)掻き込み、22時頃東京に戻りました。
一旦帰宅し、翌日の13時から今度は東京校でのセミナーです。
新年早々、なかなかのハードスケジュールやで!
セミナーレポート前編では、大阪校の様子とともに、2017年オリコン年間ランキング第1位のAKB48「願いごとの持ち腐れ」、同じく2位のAKB48「#好きなんだ」をご紹介しました。
後編は、場所を東京校に移し、第60回グラミー賞ノミネート楽曲について、お伝えしていきます。
第60回グラミー賞ノミネート:Julia Michaels「Issues」
まずは、Julia Michaels(ジュリア・マイケルズ)の「Issues」から。
この曲は彼女のデビュー曲ですが、じつは元々はソングライターとして非常に有名な人物です。
一時期、カフェでもジムでも、本当によく流れていた、Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)の「Sorry」
この曲の作曲者です。
ボーカリストとしても活躍していて、EDM界で絶大な人気を誇るZEDDの「Daisy」
この曲でボーカルを務めています。
ここでは、エレクトロポップの常套句ともいえるリズムに関する話がありました。
たしかに「Issues」でも、そのリズムモチーフのエッセンスが感じられます。
このジャンルを書くなら、取り入れるべきものでしょう。
ただいま参加受付中の「EDMワークショップ」で詳しくやる予定ですので、知りたい方はこちらをチェック!
第60回グラミー賞ノミネート:Bruno Mars「That’s What I Like」
続いて、第58回グラミー賞では「Mark Ronson ft. Bruno Mars」名義で、最優秀レコード賞を受賞したBruno Mars(ブルーノ・マーズ)です。
今回は最優秀楽曲賞にくわえ、アルバム「24K Magic」が最優秀レコード賞と最優秀アルバム賞にもノミネートされている、大活躍の1年でした。
たしかに、いろんなところでよく耳にしましたね。
前編のAKB48「#好きなんだ」であった、歌謡曲のターゲットの広さの話から、今度はビルボードHitを考察してみます。
日本の歌謡曲が、日本国内のリスナーをオールターゲットにしているなら、ビルボードHitのターゲットは誰でしょうか?
アメリカのリスナーでしょうか?
イギリスなど、ヨーロッパのリスナーも含まれるでしょうか?
正解は「全世界」ですね。
もちろん日本も含みます。「24K Magic」は、オリコン年間アルバム売上36位(国内盤集計のみ)でした。
全世界をターゲットにした制作のポイントのひとつは、ジャンルです。(前述の「Issues」にも同じことがいえます)
試しに、参加者のみなさんに「この曲のジャンルは何?」と聞いてみると
「Pop」「Soul」「R&B」「Hip-Hop」「Rap」「Funk」など、いろんな答えが返ってきました。
この「いろんな答え」にこそ、ツボがあります。
そしてもうひとつが、Co-Writingです。
この曲のクレジットに注目してください。
・Bruno Mars
・Philip Lawrence
・Christopher Brody Brown
・James Fauntleroy
・Johnathan Yip
・Ray Romulus
・Jeremy Reeves
・Ray McCullough II
じつに8人もの名前が表記されています。
これがいわゆるCo-writing、日本語で「コライト」と呼ばれるものです。
各自が得意な部分を担当することで、楽曲のクオリティもスピードも上げていこうという手法ですね。
海外ではもちろん、最近は日本でも少しずつ浸透してきているようです。
それこそ、JBG音楽院は様々な趣味趣向、バックグラウンドをもった方が集まっていますから、生徒さん同士でやってみてもおもしろいんじゃないかなぁと思ったりします。
修了制作で聴ける作品のクオリティも、回を重ねるごとに上がっていますし、期待してます!
ということで、2回に渡って「ポップソング・最新ヒット曲の法則セミナー」のレポートをお送りしました。
今年もJBG音楽院は、世界標準の音楽制作カリキュラムをさらにアップデート!
他では決して学べない、最新かつ世界標準の良質なコンテンツを提供してまいります。
まずは、先ほどもお伝えした「EDMワークショップ」です。
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