まいど!タカ兄です。
2018年、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
JBG音楽院は、新年最初の週末から東京と大阪でセミナーを行うという、気合いの入りっぷりでございます。
本日は、年末の様子とあわせて、セミナーレポート前編をお伝えします!
12月27日、29日、30日の3日間、年末自習室として、教室が開放されました。
主な目的は、教室のMacに常設されているNative InstrumentsのKOMPLETEを使いこなすための場を提供することです。
とはいうものの、自習室には荒木講師が常駐していたため、授業の質問や、修了制作楽曲の相談、DAWの環境設定の相談に来ていた方が多かったようです。
中には複数日程参加された方もいて、みなさん年内にお悩みを解消できたようで良かったですね!
このように、年末までJBGの教室は熱気であふれていました。
年が明けて1月6日(土)、大阪校での「最新ヒット曲の法則セミナー」でした。
学院長と荒木講師、私の3名で前日入りしましたが、降車駅はなぜか全員「京都」。
祇園で新年会をしました。
そうです、このおばんざい屋に来るために京都で降りました!
六本木にあるKENTO'Sというライブハウスの系列店で、荒木講師が大阪校の栗田講師に紹介してもらったそうです。
日本酒の種類も多く、もちろん料理も美味しい、素敵なお店でございました。
そんな「オツ」な新年会を終えて、学院長と荒木講師は京都に宿泊。
私はもちろん、そこからさらに電車に乗って大阪の実家へ。。。
そして迎えた翌日のセミナー当日。
意外にも(?)、大阪校での荒木講師のセミナーは今回が初めてです。
年始にもかかわらず、10名の方にご参加いただきました。ありがとうございます!
(大阪校も最近は女性が多いですね)
今回のテーマは「ポップソング・最新ヒット曲の法則」ということで、2017年のオリコン年間ランキング上位2曲と、第60回グラミー賞のノミネート曲から2曲の計4曲を取り上げました。
まずは、オリコン年間ランキングの楽曲から。
こちらは、1位・2位ともにAKB48の楽曲となりました。
オリコン年間ランキング第1位:AKB48「願いごとの持ち腐れ」
なぜ、この曲が年間ランキング1位になったのか。そしてなぜ、このようなアレンジが施されているのか。
マーケティングの観点と、音楽の観点から、それぞれ解説されていきます。
AKB48単体での、ここ数年における年間売上の推移。そして、年間ランキングでは6位でしたが、レコード大賞を受賞した乃木坂46との違いといったお話もあり、非常に興味深いものでした。
ここで、荒木講師からこんなことが伝えられました。
「こんなに詳しく解説していますが、私はAKBのファンでも何でもありません。
みなさんもいろんな意見があるかもしれませんが、オリコン1位の曲は好きじゃなくても必ず聴いてください。
曲や売り方がどうであれ、売れていることは事実です。」
音楽を仕事にしたい、上を目指したいというのであれば、当然のことですね。
そのような人が「年間ランキング1位を知らない」というのでは、マズいと思います。
オリコン年間ランキング第2位:AKB48「#好きなんだ」
続いて、第2位の「#好きなんだ」です。
2位ではありますが、どちらかというと、こちらのほうがキャッチーな楽曲という印象でしょうか。
ここでは「歌謡曲」と「J-POP」の違いを中心に、とくに詞に注目して解説がされました。
実際の歌詞を見てみましょう。
「#(ハッシュタグ)」「SNS」「リプライ」など、まさに今の若者世代、デジタル世代なワードが多数出てきます。
一方で、「バーベキュー」「スイカ割り」など、どこかノスタルジックな、レトロな表現も盛り込まれていることがわかります。
この地理的、世代的なターゲットの広がりこそ、歌謡曲の真髄なのです。
くわえて、サビの構成に隠された、あるポイントについて解説がありました。
「これがなければ、秋元康さんにまず採用してもらえない」という、とても重要な内容です。
メインプログラムの授業でもやる内容ですので、知りたい方は入学してください!
次回、場所を東京校に移し、セミナー後半の「グラミー賞ノミネート楽曲編」をお伝えします!