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「KOMPLETEセミナー第1弾《脱ベタ打ち!リアルバンドサウンド編》」レポート

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  2015/12/10
  • 「KOMPLETEセミナー第1弾《脱ベタ打ち!リアルバンドサウンド編》」レポート

    まいど!タカ兄です。


    5-1

    先日、冬のDTM特別セミナー「"Native Instruments" KOMPLETEセミナー第1弾《脱ベタ打ち!リアルバンドサウンド編》」が開催されました。

    担当は秋の「オーケストラアレンジ・セミナー」に続き、侘美秀俊講師です。 オーケストラから一転、今回のテーマは「バンドサウンド」。 さぁ、どんなテクニックが飛び出したのでしょうか? 当日の様子をお伝えします!

    冒頭、まずはじめに侘美講師から参加者の方々にこんな質問がありました。

    「今日はバンドアレンジということで、みなさんの楽器経験を聞いてみましょうか」

    リアルなバンドサウンドを作り込むには、その楽器のことをどれだけ知っているかが重要ということですね。 その結果が、こちらです。

    5-2

    「鍵盤楽器」 ・


    5人!
    おぉ、みなさんDTM経験はあるものの、ピアノやキーボードの演奏経験というのは意外と少ないようです。

    つづいて、

    5-3

    「ギター」



    4人!
    鍵盤楽器とほぼ同数。これを多いと見るか、少ないと見るか。

    つづいて、

    5-4

    「ベース」



    0人。
    え?


    ここは気を取り直して!

    5-5

    「ドラム」






    0人。






    マジか……。


    いつの時代もリズム隊は人手不足なんですね。 この事実に、ドラマーの私と、ベーシストの石井マネージャーは、しばらくショックで動けませんでした……

    しかし今回は、楽器が演奏できない人でも、DTMでリアルなサウンドを再現するのが目標です。 この結果なら、侘美講師も教え甲斐があるというものでしょう(笑)

    ということで、いよいよ本題です。

    5-6

    じつは、今回のセミナーは「サウンド・デザイナー12月号」にも広告が掲載されています。 この12月号で特集されていたのが「奥田民生のイージュー★ライダーで宅録をはじめよう!」という内容でした。

    5-7

    そこで今回は、侘美講師もこの楽曲を意識したサンプル曲を用意されました。

    早速、ドラムの解説からスタートです!

    まず、ドラムで最も重要なベロシティのコントロールを侘美講師が実演。 さらに、スネアとキックの位置を絶妙にズラして、グルーヴを作り出していきます。

    基本の8ビートが出来上がったところで、ゴーストノートを追加し、さらに人間らしさを表現していきます。

    クラッシュシンバルの使い分けという、細かなところにもアドバイスが及びます。 ドラマーの手順やセッティング、曲構成によって、叩くべきシンバルというのは変わりますので、このあたりは、いろいろなライブの映像なんかで勉強するのもいいですね。

    5-8

    ここでLogic純正音源とKOMPLETE音源の比較です。 侘美講師がセレクトしたのは、Studio Drummerシリーズ「Abbey Road 60s」です。 いわゆるヴィンテージライクなサウンドが特徴のキットですが、音のリアルさという点では、その違いが明らかですね。

    すると、参加者の方から質問が出ました。

    「KONTAKTのドラム音源は結構リバーブがガッツリかかっているような気がするのですが、いかがでしょうか?」
    「年代によっては、デフォルトで深くかかっているものがあります。楽曲によって調整をしたり、そもそもキットがふさわしいのかを考えないといけません。」
    ドラムといっても、いろんなキャラクターのキットがあります。 今後、みなさんが制作をする上でヒントになる、良い質問でした。


    ここからアレンジをどんどん組み立てていくわけですが、その前に音楽理論のお話です。 サンプル曲のコード進行について解説が行われました。

    5-9

    みなさんもより一層、真剣にメモを取ります。 ここでは、ノンダイアトニックコードの効果的な使い方を中心に、話が進められました。

    5-10

    中でも「C7からBbにつながる危うい無理矢理感。これこそがロックなんだ!」と侘美講師から熱い言葉が! あえて音楽理論のルールから、少しだけ逸脱する。これを侘美講師は「楽曲に毒を盛る」と表現されます。
    意外な言葉に、みなさんも刺激を受けたようです。
    楽器の話に戻り、今度はベースです。
    ベロシティにくわえて、デュレーションの違いによる音の変化を体験します。 グルーヴをコントロールする打ち込み方法や、ピッチベンドの使い方もレクチャーされました。

    ここではフレーズの作り方についても解説がありました。 今回の楽曲では、1拍目にルート、オモテは3rd、5th、7thで。ウラはそれ以外の音で埋め尽くされていました。
    いやぁ、たしかにカッコいいベースラインです。
    中でもブルーノートの使い方がポイントになっていました。
    そして「小節最後の音は捨て駒です。次の音にいくための音という扱いなので、ここだけはコードトーンじゃなかろうが関係ない!」と、また熱い言葉が飛び出しました(笑)

    5-11

    KOMPLETE音源からは、SCARBEE MM-BASSが紹介されました。 細かなサンプリングも然ることながら、アーティキュレーションの再現性がかなりラクです。 音を重ねるだけでスライド、サスティンペダルをスイッチとして、グリッサンドの表現ができるなど、これはかなりの時短につながりますね。


    つづいては、ギターです!
    侘美講師のこんな一言から始まりました。
    「なぜ、鍵盤楽器と同じ感覚でギターを打ち込むと、嘘っぽく聴こえるのでしょう?」






    「正解はヴォイシングです。ギターという楽器について知らなければいけません。」


    5-12

    ギターは通常、最も低い弦(6弦)から高い弦(1弦)にかけて、E,A,D,G,B,Eというチューニングになります。 いざネックを握って、コードを作ると、どういった構成音になるか。その解説がなされました。
    実際の打ち込みでは、ストロークによって生じる弦ごとのベロシティの違い、LogicのQフラムとDelay Designerを利用した、リアルサウンドの再現などがレクチャーされました。


    5-13

    KOMPLETE音源からは、SCARBEE FUNK GUITARISTを紹介。 フレーズパターンを利用した打ち込みでは、すでにKOMPLETEを使用している参加者からも「参考になった!」との声があがりました。


    最後は鍵盤楽器について。
    まずはロックの定番、オルガンサウンドについての解説。


    5-14

    ドローバーでの音色決めと、倍音列のお話。 そしてもうひとつの特徴、ロータリースピーカーでの音づくりです。 ここではスピード調整や、フレーズの中でどう活かすかといった、演奏を想定したかなり細かいアドバイスもありました。
    フレーズについても、定番のペダルノート、ペダルポイントをレクチャー。 キーボードのアレンジについて、悩んでいる方も多かったようで、みなさん熱心に耳を傾けていました。
    最後に、KOMPLETEのピアノ音源について紹介。


    5-15

    THE GRANDEURや、THE GENTLEMAN、Alicia's Keysといった音源を聴き比べてみます。 ドラムと同じで、大切なのは、自分の好みの音だけで選択するのではなく、楽曲の方向性に合うピアノをセレクトすること。 上質かつ、バリエーション豊かなKOMPLETEのピアノ音源に、みなさんとても興味を持たれた様子でした。
    こうして、今回も非常に濃密な3時間のセミナーが終了しました。 このセミナーは、JBG音楽院の新カリキュラム「アレンジまで学べるDTM」の超ダイジェスト版ともいえる内容です。

    これを読んで、JBG音楽院のカリキュラムを知りたくなった方は、ぜひカリキュラムのページをチェックしてみてくださいね!

    →https://www.jbg-ongakuin.com/curriculum/

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このブログを書いた人

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    タカ兄(JBG音楽院ラーニングコーディネーター)

    大阪府出身。大阪芸術大学音楽学科卒、某楽器店販売員、脱サラバンドマンを経て、現職。JBG音楽院東京校と大阪校にて、標準語と関西弁を使い分けるバイリンガル。入学希望者への対応や日々の授業準備、講師陣の取りまとめから在校生のフォロー(たまに恋愛相談にも対応)までこなす、みんなの兄貴。自身がリーダーを務めていたバンド時代は、12歳から始めたドラムに加え、作詞作曲、プログラミングを担当。中学・高等学校音楽科教員免許所有。

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