まいど!タカ兄です。
先日「まったく新しいiPhone」として、iPhone Xが発売されましたが(俺も買ったぜ!)、本日はJBG音楽院の「まったく新しい講座」のご紹介です!
今月から新講座「音Logue(オトログ)」がスタートします!
この講座では「時代×ジャンル」をテーマに、それぞれの音楽が持つストーリーをお伝えしていきます。
DTMや作曲、アレンジなど一旦音楽を作るところから離れて、音楽そのものにじっくり向き合う時間です。
取り上げるジャンルは、ポップス、ロック、クラシックなどさまざま。
自分の好きなジャンルはもちろんですが、オススメはあまり聴いてこなかったジャンルにトライすることです。
今まで知らなかったアーティスト(音楽家)や、その背景にあるストーリーを知ることで、音楽の聴き方が変わり、きっとあなた自身の音楽の幅もグッと広がるはずです!
冒頭のメインビジュアルには、荒木講師のスナップ写真がたくさん散りばめられています。
どれも世界的なアーティストとの交流の瞬間をおさめたものです。
「音Logue」は、世界を知り、一流を知る荒木講師だからこそできる、特別な講座なのです。
そのストーリーを紹介しましょう。
1997年にLarry Graham & Graham Central Stationのツアーで来日したときの一枚。
プロモーターの方に誘われて、新宿厚生年金会館で行われるライブのリハーサル見学に訪れたところ、なんとラリーの足元にあったジェット・フェイザーが故障!
ところが荒木講師の「ウチに同じのあるよ」の一言から解決(笑)
貸したフェイザーは、そのツアーの間ずっと使われ続けたそうです。
この出来事がキッカケで距離が縮まり、東京から神奈川県民ホールに向かうツアーバスに招待され、ラリーのご家族とも仲良くなったそうです。
J-WAVE時代に局を訪れたマーカスとの一枚。
この日はマーカスの誕生日だったそうで、EBSのオクターバーをプレゼント。
それからしばらく時が経ち、再び来日したときのこと。マーカスはすっかりお気に入りになっていたそのオクターバーを忘れてしまったそうです。
そこでまたもや荒木講師が、自分が所有していた同じオクターバーを貸すことに。そして本人はそのまま帰国。(いわゆる借りパク?笑)
そんなマーカスから後日、「最初にプレゼントしたオクターバー」が送られてきたそうです。なんとも素敵な話ですね。
マーカスとは来日のたびに飲みに行く仲で、その後留学先のLAでも再会し、親交を深めたそうです。
Frank Zappaのドラマーとして活躍したラルフ。日本が誇る一流ドラマー沼澤尚さんの師匠でもあります。
LA時代、アンサンブルクラスを担当していたのがラルフだったそうです。
ある日、駐車場で呼び止められた荒木講師。「Ken、今度うちの学校が初めてLAのジャズコンテストに出場することになった。リーダーはおまえだ。準備しておくように」
日本人である荒木講師がリーダーを務めることに学内では異論もあったそうですが、ラルフが強く推した経緯があったそうです。
その期待に応えるように、荒木講師のグループは優勝!そのトロフィーを手にしている一枚です。
この出来事がその後の荒木講師を支える、非常に大きな自信につながったそうです。
荒木講師のキャリアを語る上で欠かせないのがこの一枚です。
LA留学中に制作したデモテープを自ら売り込み、カナダを代表するシンガーであるホリー・コールに歌われたクリスマスソング「Miracle」。
トロントで行われたレコーディング後の様子です。
この後、ホリーの自宅で行われたパーティーは1日半に及んだそうです(笑)
荒木講師のニックネーム「basskie」が、クインシー・ジョーンズによって命名された記念すべき瞬間です。
これもJ-WAVEでの一コマですが、さすがにこのときはスタッフ全員が「キッズ」になってしまったとのこと(笑)
荒木講師にとっては今でも、クインシーが音楽の父的存在のようです。
超絶ベーシストとして、日本でも人気のアラン・カーロン。
荒木講師も使用している「F-bass」つながりです。
こちらはクリニックで来日したときの一枚。
某楽器メーカーからの誘いで、あのカリスマベーシストT.M.スティーヴンスと共演する機会を得た荒木講師。
超絶スラップで圧倒した荒木講師に、T.M.スティーヴンスがトレードマークのサングラスを外し、肩をつかんで「おまえなら絶対プロになれる!アメリカに来い!練習し続けろ、勉強し続けるんだ!」と説いたそうです。
荒木講師の心に火がついた瞬間。そんな記念すべき日の一枚です。
ビル・エヴァンス・トリオのエディ・ゴメス。この写真は青山Body&Soul来日時ですが、その出会いは荒木講師のバークリー時代に遡ります。
ボストンのレガッタ・バーという老舗のジャズクラブで言葉を交わしたのが最初でした。
LAでジャズを勉強しているときに一番追いかけていたベーシストがエディであり、バークリーの試験でも弾いたという、ジャズで最も影響を受けたプレイヤーだそうです。
レイチャールズ・バンド最後のギタリストであるブラッド・ラブーチェン。
ジャズアンサンブルクラスのプレイヤーで、当時たくさん一緒に演奏したそうです。
レイ・チャールズ来日時にコンサートに招待してくれたり、レイの話をたくさん教えてくれたりと、とても楽しい時間を過ごしたそうです。
音楽やミュージシャン、歴史については、たくさんの書籍や、テレビ番組、雑誌で紹介されています。
しかし「音Logue」で紹介するストーリーは、荒木講師がこれらのミュージシャンやスタッフから直接聞いた、まさに「ここにしかない話」の数々です。
今後シリーズ物として続いていく講座ですので、とにかく受講しやすい価格設定にいたしました!
チケット制で、基本は1回あたり1,500円ですが、枚数が多くなればそれだけお得になります。
芸術の秋。「音Logue」で多いに見聞を深めましょう!
11/15(水):#1「ポップ・ログへの扉」
11/22(水):#2「ジャズ・ログへの扉」
11/29(水):#3「トラディショナル(伝統音楽)・ログへの扉」
12/6(水):#4「1960年代 × Pop」
12/13(水):#5「1950年代 × Jazz」
12/20(水):#6「1800年代 × ロマン主義」