定員に達したためこれよりのお申し込みはキャンセル待ちとなりますことをご了承ください。
2014年9月20日(土)開催!このセミナーは終了いたしました
バイオリンとピアノ生演奏で「コード進行と音符の表現力」を思い知る!
〜音楽理論と作曲が繋がっていない貴方におくるセミナー〜

須田講師が日頃の作曲活動において親交があるバイオリニストとピアニストをゲスト講師にお招きして、
須田講師のオリジナルをバイオリンとピアノで生演奏し、須田講師による音楽理論の解説で、インターバル視点での音符の威力や、コード進行を物語として繋げる方法を、体と脳で理解します。
そして何よりも!バイオリンの生音を間近で聴ける絶好の機会です!
バイオリンの生音は意外と高域が強かったり、ザラッとしていたり、サンプル音源とは全く違う発見が、サウンドメイキングの参考になります!
このように、『音符とサウンドの本物の表現力』をしっかり理解して作曲した曲こそが、アレンジの大前提であることを理解できるセミナーです。
セミナースケジュール
■第一部 音楽理論総ざらい
《第一部概要》
・JBG音楽院で教える音楽理論の全体像を紹介
《講義内容》
・インターバルを理解する目的
・Major Scale System , Basic Chord Progression とは
・Real minor Scale System , Advanced Chord Progressionとは
■第二部 バイオリン&ピアノ演奏(須田講師の理論解説付き)
ゲスト講師:諏訪氏、花岡氏&講師:須田悦弘
《第二部概要》
・第一部の内容を、多角的に理解していただくための楽曲を用意しました。
・バイオリンとピアノというシンプルな編成で、最高のゲストプレイヤーに演奏していただきます。
・演奏を聴いて、音符が持つ「力強さ」「美しさ」などの『音符の表現力』を音と心で感じて下さい。
・解説を聞いて、『音符の表現力』を理論と脳で理解して下さい。
《講義内容》
・バイオリンとピアノの生演奏(須田楽曲1〜2曲、スタンダード1曲程度)
・須田楽曲の理論的解説。
〜メロディとコードは分けて考えない。
コードは、メロディにパッチワーク的にはめて行くものではない。
コード進行とは、時間と共に流れて行く「物語」。感動的な物語を構築するための音楽理論。
分厚いアレンジやびっくり箱のような仕掛けに走る前に、音符の設計で表現出来ることを知る。
■第三部 ゲストコーナー
ゲスト講師:諏訪氏、花岡氏
《第三部概要》
・ゲストプレイヤーに、インタビュー形式で質問をぶつけます。
・プレイヤーから作曲家・編曲家が、どのように見られているのかを知るべき、冷や汗が流れること必須です。
《講義内容・諏訪有香さん》
・バイオリン用の譜面の書き方。譜面の書き方ひとつで、フレーズに命が宿るかのごとく生き生きしてきます。
・サンプル音源に「STRINGS」という名前で入っている音が、どういう楽器から発音されていて、その楽器は如何に多彩な演奏方法と表現力を持っているのかを体感します。
・DTMにおいても、やみくもに音色を重ねるのではなく、一つ一つのパート、フレーズを詰めることが大切です。
《講義内容・花岡環さん》
・クラシックピアノ出身の花岡さんが、第一線のバンド、ジャズピアノ奏者になるまで。
・マニピュレーターのお仕事とは。
■第四部 おわりに
《第四部概要》
・須田サウンド実践クラスの紹介
《講義内容》
・世の中に、優れたクリエイターを送り出すことを目的にしています。
・習得した音楽理論(=英単語や英文法)を、作曲(英会話)に使うトレーニングをしています。
◎須田講師からのメッセージ
音楽業界があぶない、という話は様々な切り口で最近、良く耳にします。
私が訴えたいのは、メジャーの時代は云々、業界云々の前に、クリエイターの質の低下です。
実話ですが、key of Cで、コードがAm、ロングトーンのメロディがA、ここに3度下のFのハモりをつける「自称プロ」に先日会いました。
相手が生徒であれば注意して教えることもできますが、「プロ」だけに、その人とは何も話す気にはならず、適当に時事ネタで時間をつぶしました。
「不協和音」という言葉は、音楽以外にも使われるほど、一般的に(音楽のプロじゃなくても)キモチワルイものと認識されています。
それを、キモチワルイと思わない人が、発信出来る時代になってしまいました。
一方、当学院のプロコンポーザーコース修了生と、1年半接してきまして、特に以下の2タイプの方々のことを、とても残念に思い、気になっています。
<タイプ1>
先程の「自称プロ」と同じような致命的なミスをする人。
はっきり書きますが、そのような曲に、どんな音色をあてても、サウンドを派手にしても、リズム的なギミックを加えても、ミックスで工夫をしても、無駄です。
不協和音は、音楽ではなく、雑音ですから。
たとえ無料でも発信する資格すらありません。
<タイプ2>
せっかく理論を習ったのに、作曲に活かしていない人。
Diatonic 7th Chordに、ちょっとした借用(例:Ⅵ♭-Ⅶ♭-Ⅰ)や、セカンダリー(Ⅰ-Ⅴm-Ⅰ7-Ⅳ)を加えた程度の楽曲しか作らない人。
はっきり書きますが、この程度の楽曲であれば、理論を勉強してもしなくても、経験や感覚で書ける人が、世の中にはゴマンと居ます。
どちらのタイプも、せっかく習った理論でどんなことが出来て、自分の楽曲にどう生きるのか研究しないまま、サウンドメイキングやアレンジ技に走ってしまうようです。私は、それが残念で悔しくてたまりません。
JBG音楽院では最高に美しい音楽理論を、最高にシンプルに教えています。
それを駆使すると、どんな音楽を紡げるのか、知って欲しいです。セミナーでは私なりの一例を見せます。
一例と書いたのは、無限の可能性を持つ理論を前にしたら、実例として示せるものは、ほんの欠片に過ぎないからです。
私が書き下ろした楽曲含む数曲を、最高のプレイヤーに演奏していただきます。
分厚いアレンジや、びっくり箱のような仕掛けに頼らない、素の音楽を堪能して下さい。
そして、理論的な解説を行いますので、プロコンポーザーコースの復習のつもりで聞いて下さい。
また、理論を紙の上で名詞として脳みそで覚えるのではなく、響きと共に心と体で覚えて下さい。
必ず、帰宅したら、キーボードで音を出しながら、紙と脳みそと心と体で、沢山復習して下さい。
音符だけで何が出来るのか(つまりは、音符だけで出来る事が多すぎて、一生答えに行きつけない、すなわち、死ぬまで新たな音楽を作り続けることが出来ること)を理解してから、分厚いアレンジやびっくり箱のような仕掛けが欲しい人は、考えれば良いです。
素材が良いだけに、きっと効果は絶大でしょう。
今回のセミナーでは、以下のような方々に、私なりの答えを示す3時間にしようと考えています。
・音楽理論を勉強したのに、基本的なミスで悩んでいる方々。(何がミスなのか気が付けない方)
・音楽理論を勉強したのに、「メロディーに対してどういうコードを付けたら良いかわからない」と悩んでいる方々。
・音楽理論は音楽理論、作曲は作曲、と、何故か『完全に別物』になっている方々。
・音楽理論を研究しない(出来ない)まま、アレンジやサウンドメイキングに走っている方々。
・何を習ったのか、何を復習したら良いのか、すら分からない方々。
プロコンポーザーコース修了生の皆さんは習得した音楽理論で紡げる「音楽」を探求していますか。
どんな楽曲が作れるのか、知っていますか。
限りなど無いことに、気付くことが出来ましたか。
本セミナーに適した楽曲を、オリジナル曲含め何曲か用意いたしました。
バイオリンとピアノという、シンプルな編成で、最高のゲストプレイヤーに演奏していただきます。
分厚いアレンジや、びっくり箱のような仕掛けに頼らない、「音符」本来の表現力を感じて下さい。
もちろんオリジナル曲については、理論的な解説を行います。
聞いて「心」で、解説で「脳みそ」で、立体的に理解することで、プロコンポーザーコースの復習になると共に、感覚と理論を一致、つまりは理論を作曲に直結させる、又とないチャンスです。
■こんな人にオススメ!
・まだ須田講師の授業を受けたことがない。
・何をテーマに曲を作るかいつも悩む。
・コード進行とメロディがいつもワンパターン。
・作曲で悩んでしまう。
・アレンジで悩んでしまう。
・作曲もアレンジも引き出しが少なくマンネリ。
・とにかく楽曲をレベルアップしたい。
・バイオリンの生音を聞いたことがない。
■特典!セミナー受講料は2014年10月生サウンドクリエイト科の受講料に充当します!
・2014年10月生サウンドクリエイト科
「須田サウンド実践クラス」に入学された場合は、今回のセミナー受講料を充当いたします。
■持物
・当日の持物は筆記用具のみご持参ください。
・ノートパソコンの持ち込みは自由ですが、参加人数次第ではパソコンを置くスペースが無くなる可能性があります。