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荒木講師のブログ

音Logue#8「Jazz Logue 1930′s ①〜Boswell Sisters(ボズウェル・シスターズ)、Ella Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)、Billy Holiday(ビリー・ホリデイ)」(2018/02/15)

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  2018/05/09 タグ: , ,
  • 音Logue#8「Jazz Logue 1930′s ①〜Boswell Sisters(ボズウェル・シスターズ)、Ella Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)、Billy Holiday(ビリー・ホリデイ)」(2018/02/15)

    Swing のシンガー達

    音Logue 第8回は1930年代にタイムスリップ。
    「元祖スイングガールズ」の歌を聴いたり、私の大好きなカナダの天才少女、ニッキー・ヤノフスキーのライブを観ながらのお話でした。



    1929年の大恐慌以来、街も人もぼちぼち暮らし。
    そんな中、音楽はビッグバンド全盛期。バンドリーダー達が音楽で世の中を盛り上げていた時代です。
    ビッグバンドって聴くのも演奏するのも書くのも、凄く面白いのですが、ごく普通の音楽ファンにとっては薄い印象。


    日本だとテーマパークとか祝祭日の行事とかスポーツの応援とか。
    またラッパの音色というとすぐに吹奏楽部に結びついちゃう気がしますが、ブラスバンドとビッグバンドってまったく違うものです。
    え?知らなかった?



    ところでジャズのビッグバンド、あるいはスイングって言葉はきっと取っ付き難い人たちも多いと思います。
    何から関心を持っていいのか、謎!っていう人たちも。


    そんな人たちを見かけたら、私は「歌から入ろうよ」って魔法を掛けます☆(←誰?サリーちゃん?)


    歌は不思議です。
    どんなジャンルでも、どこの国の音楽でも、言葉全然分からなくても、歌っている人の「心」や「想い」か伝わってきます。


    もしこれを読んでいる皆さんが、音楽をやっていて、今いるレベルより少しだけ上を目指すのならば、ジャズを勉強する事は効果的です。
    どんなジャンルをやっていても、当てはまります。
    あ、言わなくても分かる?
    だから音Logueでジャズの日がある?
    確かに(笑)


    ジャズもボーカル作品から入って頂くと、自然と奥深い所に辿り着くと思いますよ!




    金髪の美女シンガーはバンドの華

    教室ではまず、数々のビッグバンドで活躍した白人美女シンガー、Martha Tilton(マーサ・ティルトン)やHelen Forrest(へレン・フォレスト)を聴きました。


    ジャズ・クラブで人気といえば、「美しい」音色のクラリネットでも、「華やか」なトランペットでも、「セクシー」なサックスでもありません。
    その3つを兼ね備えた、美女。あるいは美男の歌手でした。
    折角お金と時間を使って、お酒飲んで音楽聴くなら美人がいいに決まっているのは、古今東西同じ。


    エラ・フィッツジェラルドが憧れた、Boswell Sisters(ボズウェル・シスターズ)なんて、美人揃いの上に歌が上手い。
    ラジオ時代のトップスターです。
    バンド・リーダー達はとにかく興行収入を維持するために、華のあるボーカリストを求めていたんですね。
    だから白人のジャズ・シンガー達ってみんな美男美女。スターっていう雰囲気満載です。




    泣かせるビリー、喜ばせるエラ

    The Savoy Ballroom(サヴォイ・ボールルーム)で面白い企画があって、その名も「Battle of the Bands」というバンド対決。
    カウント・ベイシー・バンド対チック・ウェッブ・バンド。
    シンガーはベイシーにビリー・ホリデイ、チックにエラ・フィッツジェラルド、なんて具合。
    ホントにタイムスリップ出来るなら、絶対にその対決のオーディエンスになりたいですよね〜。


    スイング時代のジャズシンガーといえば、ビリー・ホリデイエラ・フィッツジェラルドを思い浮かべる人たちも多いと思いますが、まぁこの二人は全然キャラクターが違っていて興味深いです。

    ビリーはブルースの気配たっぷり、ステージに独特の雰囲気がある。
    当時のアフリカ系アメリカ人の中でも色っぽい方に入ると思う。
    その上で歌声に人生を乗せて語るっていうか、もう若い頃の録音からぐっと胸に来る。
    聴いてると段々泣けてくる。

    エラはボズウェル・シスターズホーギー・カーマイケルの影響、ラジオヒットを歌いながら育ったからか、陽気でハッピー。
    歌に愛情と生きる力を注ぎ込んでくる。
    自分自身、あまり美人じゃないのを分かっているから、底抜けに明るく振舞う。
    歌を聴いているといつも、最後にありがとうって思う。


    二人とも、後に続く、私たち全てのミュージシャンに素晴しい音楽を残してくれています。


    あ、言う間でもなく、この時代他にも素晴しい歌、歌手、沢山ありますよ!




    21世紀でも、受け継がれている歌の心

    後半はエラの再来といわれて久しい、ニッキー・ヤノフスキーのモントリオールでのライブ。
    15歳とは思えない歌の表現力に酔いました。
    歌う事が大好きなのが伝わってくる。
    ジャズもロックもブルースもゴスペルも、全てニッキーの一部になっていて、音楽に愛されているなぁって感心。
    ニッキー自身も、音楽に対して自分がどんな役割を果たしていくのかよく分かっていると思います。



    私はロサンゼルスでもボストンでも、広く音楽を学ぶ場所に居たと思うのだけど、ボーカル科の仲間たちはみんなジャズ・スタンダードをちゃんと勉強してたと記憶してます。
    やっぱりそこが、いまのポピュラー音楽の原点だからだと思う。


    日本は違うんじゃないかな。音楽大学でそんな話聞いた事ないし。
    ま、ジャズは所詮アメリカの音楽だからやらないとか言われそうだけど、お隣りの韓国ではジャズやってるし、そのうち中国でも解禁になると思うよ。(ヒップホップやロックより思想的じゃない、という意味で)



    日本にはね、ビリー・ホリデーエラ・フィッツジェラルドがアメリカで活躍している頃、同じくらい歌の上手な少女が居たんだよ。
    戦後の日本をたった一人で明るく照らした歌の女の子。
    誰だか分かりますよね?


    そこにプライドを持って、是非小学校くらいからジャズを歌う音楽の時間、欲しいなぁ。



    basskie

このブログを書いた人

  • 荒木講師

    荒木講師

      ロサンゼルス・ミュージック・アカデミー(現LACM)とバークリー音楽院を経て、コマーシャル、テレビ音楽を中心に楽曲提供、アジア広告賞を初め多数のアワード受賞実績を誇る。「常に進化する音楽」を研究、作曲技術のアップデートは世界最高水準。ベーシスト、作詞家、作曲家、アレンジャーとして海外で活動した経験から、幅広いジャンルの音楽へ対応するカメレオン的ミュージシャン。また、研究者としても数多くのミュージックスクールや音楽大学で教鞭を取り、2017年現在すでに、4,000人以上の卒業生を送り出している。

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